2013年05月25日

ずっと

ずっと一緒にいたいのに。ずっと笑ってたいのに。どうしてそれが出来ない
んだろう。もっと素直になれば、何かが変わったかな。この真っ直ぐな想い
を伝える事が出来たかな。好きなのに、大好きなのに。困らせるつもりなん
てなかったよ。悩ませるつもりなんてなかったよ。結果的に私があなたに残
したものは何?胸の奥にある何かから、ほころびが出てきた。引っ張ったら
ほどけてしまう。何もかもがなくなってしまう。でも縫い合わせる事も出来
ない。このほころびとともに生きていくしかないんだ。あなたがいてくれた
ら、このほころびを治してくれてた。何 もなかったかのように、キレイなま
までいられた。あなたさえいてくれれば、他には何もいらない。ずっとそう
思ってた。今でも思ってる。このほころび、もう誰にも治せないんだ。私が
あなたに残したものは、きっと傷跡。私のほころびを引っ張ったら、あなた
の傷跡を縫い合わせる糸が出てくる。あなたが望むなら、私は喜んでその糸
を差し出すよ。それであなたの傷が癒えるのなら。たとえこのほころびによ
って、私自身が崩壊しようとも。あなたを救い出せるのなら、それでいい。
あなたの傷を治したら、その時心から笑えるよね。あなたの傷を縫った私の
ほころびの糸、ずっと一緒に いられるよね。どんな形でも構わない。償いと
隣り合わせで、その傷と丸ごと一緒にいるよ。またいつか傷口が開いたら、
その度に私がなんとかするね。姿形が変わろうとも、この想いだけは変わら
ない。たとえ何があっても。ずっとずっと。
posted by ヒロシッペサンタ at 03:59 | ずっと