2014年04月06日

いつものように自転車に乗り、子供たちが待つ実家へと向かった。その間も
電話を掛けながら。何回掛けたかはわからないが、何とか繋がった。

電話に出た母さんは『マクドナルドに向かって!!』それだけを言い切れてしまっ
た。地震があったとは思えないほど、いつもの帰り道だった。

マクドナルドへと向かい、一足先に着いた私はドリンクを買った。今日の事を
思い返してみても、やっぱり少し大きな地震があったとしか思えなかった。
少し遅れて母さんと子供たちが到着した。ママー!!と駆け寄る子供たち。
大丈夫だった?と聞くと、怖かった!!と答えた。

小学生の長女と次女、教室にいた長女は地震で泣き出した友達をなだめ、帰宅途中
だった次女は友達と一緒に塀や電柱がない場所へと避難したようだ。
みんなと一緒に来た年子の妹、彼女は我が旦那をヒーローと呼んでいた。

一体旦那は何をしたのだろう。話を聞こうとした瞬間、再び余震が。
ガラス張りのマクドナルド、ガラスがピキピキと音を立てている。母さんは
『ここから出よう。』と言った。ガラス張りの店内、割れたら間違いなくケガするだろう。
とりあえずガラスのないレストランへと場所を移した。みんな今のところ事故やケガはないようだ。一安心。

母さんや妹、子供たちか ら話を聞くと、地震の大きさが手に取るようにわかった。
それとともに自分が取った行動の怖さも知る事になった。いつ潰れてもおかしくない店内にて、最後の最後までお客さんに声を掛けていたなんて。
思い出すと恐ろしくなる。
posted by ヒロシッペサンタ at 11:46 | 地震